カナダと日本の心を
つなぐ架け橋として
玉川学園ナナイモ校地は、日本からおよそ7,500km離れた、
カナダ太平洋岸にあるバンクーバー島内のナナイモ市に位置しています。
森と草原と湖に囲まれた総面積約32万平方メートルの自然豊かなキャンパスは、
玉川大学農学部カナダプログラムや玉川学園(K-12)カナダ研修など、
玉川大学・玉川学園の海外研修拠点として活用されているほか、
地域コミュニティーにも開かれた施設として現地の方々にも利用されています。
ナナイモ校地開校の想い
「国際教育の振興」を玉川学園創立50周年記念事業の柱として掲げた小原哲郎前名誉総長(当時学長)が、その最初のステップとして着手したのが、現在のカナダ法人玉川学園(通称:ナナイモ校地)の設立です。1976年に行われた披露式で小原哲郎前名誉総長は次のように挨拶されました。
「第一はこの青空教場を通して、カナダと日本の間に心と心をつなぐ絆を作りたいと思います」
「第二の目的は、玉川とナナイモの学生、生徒に真の国際教育を与えることです」
「第三の考えは、私どもは皆様との触れ合いを通し、農学の実験を通して、この地域社会に貢献したいということです」
以来、今日まで玉川大学・玉川学園の多くの生徒・学生が研修のためこの地を訪れ、多くの体験を通して国際理解を深めています。
ナナイモ校地の歩み
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1956
ナナイモ校地開校
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1958
玉川大学農学部生の長期派遣スタート
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1959
地元マラスピナ大学(現バンクーバー
アイランド大学)へ友好の証として
日本庭園(玉川ガーデン)を寄贈 -
1961
マラスピナ大学より玉川学園
創立50周年のお祝いとして日本では
当時初のトーテムポールが贈られる -
1964
玉川学園中学部の
夏期語学研修スタート -
1969
本部棟、学生棟が完成
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1970
玉川大学農学部の
カナダ学外実習スタート -
1978
マラスピナ大学にて職員研修スタート
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1979
マラスピナ・玉川ホール完成
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1981
研修参加者の増加に伴い、
学生棟を改築 -
1982
中学年夏期語学研修の内容を見直し、
新たに体験型語学研修として
中学年カナダプログラムがスタート -
1986
農学部生物環境システム学科
カナダプログラムがスタート。
現在は環境農学科が受け継いでいる -
1988
教育学部野外教育演習スタート